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昨日は朝からタバサの映画出演のための撮影に行っていた。
映画出演と言うととても仰々しく聞こえるが、
ほんのちょい役で、ほんの2・3カットの出演のみ。
それでも、大阪市内のとあるスタジオに朝9時に集合し、
撮影が終了したのは夜7時半。
動物の撮影ってこんなに大変なのかと言うのを初めて知った。
この日集まったワンコは総勢15匹。
ブルドッグ、フレンチブル、ボストンテリア、ボーダー、チン、パグ、
トイプードル(2匹)、ビーグル、アメリカンコッカースパニエル、
シェルティー、シーズー、マルチーズ、ラブとゴールデンのハイブリッド
・・・そしてシュナ。
控え室はまるでワンコの展示室のようだった。
撮影する映画は、ワンコたちだけが出演する映画で
ワンコたちが着物を着て扮装する時代劇。
みんなそれぞれに金糸銀糸のきらびやかな着物姿。
スタッフの方に聞くと
全てそれぞれのワンコのサイズに合わせてオーダーした
本物の和装の生地で作った一点ものだそうだ。
ワンコたち15匹は5匹ずつの3グループに別れて順番に撮影する。
主役はブルドッグのアンちゃん。
でーんと構えた姿はとてもユーモラスで豪快だ。
タバサはこの主役のアンちゃんと同じグループで撮影に望んだ。
同じグループにはトイプードルのトレジャー君、マルチーズのフランちゃん、
ラブ・ゴールデンのハイブリッドのクレアちゃん。
主役のアンちゃんを真ん中に、みんなで並んでお座りして撮影・・・・・
のはずなのだが、これがなかなか上手くいかない。
周りは初めて会ったワンコたちに、
見たことのない大勢の人間のスタッフに、照明やらカメラやらセットやら。
一回衣装合わせはあったものの、ほとんど着た事のない和装は、
重くてガサガサして着心地が悪いし、
足は引きずるわ袖から手が出なくて踏んづけるわで
落ちける要素がまるでない。
照明の光は暑くて、お母さんたちも汗だく。
30kgの巨体の主役のアンちゃんは暑さが大の苦手で、
お母さんはアイスノン持参なのだが、撮影中は使えない。
カメラが回りだすと扇風機に向かってのそのそ歩いてゆき、
他のワンコたちもそれに釣られて歩き出す。
オヤツで釣って座れ・待てさせても、
お隣のワンコがそのおやつに釣られて動き出す。
タバサも慣れない状況への不安のためか、
私が離れようとするとじっとしていられなくてトコトコとついてくる。
タバサの定位置とカメラの後ろを何十回往復したことか・・・・。
そのうちにワンコたちも集中力が切れて、
目がうつろになりお母さんたちの命令にも耳を貸さない。
タバサもちっとも目を合わそうとしなくなり、
ワンコたちもお母さんたちもスタッフの人たちも疲労の色が濃くなってきた。
「では、一旦休憩です。」
午前中は、全く撮影が進まないまま終わってしまった。
5匹づつの3グループが順番に撮影を行うので、
他のグループが撮影の時間は控え室で休憩なのだが、
午後ともなるとワンコたちも疲労がピークになり
初めて会うワンコたちの中でもお構いなしに
お腹を出して寝る子も出始める。
こんな状況で、本当に今日中に撮影が終わるんだろうか・・・・と不安になる。
それでも、撮影は続いた。
同じカットを何度も何度も撮り直す。
3グループのそれぞれの1カットの撮影が終了したのは午後5時半頃。
それでも、たぶんかなりの妥協があったと思う。
スタッフの方たちが持っている絵コンテとは
だいぶ違う仕上がりになったんじゃないだろうか。
たった数秒のワンカットのために何時間かかったか・・・・(^^ゞ
ただ、この日はこれだけでは終わらなかった。
最後に15匹が勢ぞろいするシーンを撮ると言う。
・・・・無謀だよ・・・・5匹でこれなんだもん・・・・。
15匹のワンコたちに15人のお母さんたち・・・、
セットの中はなだめ透かしたり褒めたり怒ったりの声が飛び交い、
もうワンコたちだって何がなんだか分からない状態。
流石にスタッフの人たちは15匹勢ぞろいは諦めて、
左右半分のグループに分けて撮影をしなおす事にした。
タバサはセットの一番端っこにスワレの状態なのだが、
疲労とたたみの目がすべるのとで前足がだんだんと開いてきて
伏せになってしまう。
仕方がないので着物のすそで隠してお腹を支えてやる。
セットの端っこでカメラに写り込まないように低い姿勢で
タバサのお腹を何分間も支え続けるのは、ほんとにきつかった。
午後7時半、「OKで~す。」
の声に歓声と拍手が巻き起こる。
お母さんたちにもようやくホッと
安堵の笑みがこぼれた。
その夜、タバサと私が
深い深い眠りについたのは
言うまでもない。
明日から九月、もう秋だと言うのに、今日の私は最悪だ。
体調を崩してしまった。
こういう時は、もろにタバサにとばっちりがいってしまう。
朝晩のお散歩・・・とりあえず出ることは出来たが、
トイレが終わればすぐ戻る。
今日は一度も走らせてやることが出来なかった。
きっとストレス溜めてしまっているだろう。
ごめんよ、タバサ。
滅多にいない平日の昼間、ベッドの上で耳をすますと
隣の小学校の工事の音にまぎれて子供たちのはしゃぐ声が聞こえる。
夏休み最後のプールを楽しんでいるようだ。
自分があの子達ぐらいの頃は・・・・・と、
小さい頃の夏休みの記憶をめぐらす。
過疎地の為プールと言うものがなかったので、
夏休みの遊びと言えば川だった。
毎日片道2kmの道のりを歩いて学校近くの川まで行き、
監視の父兄が居なくなる時間まで泳いだ。
帰りに夕立が降れば濡れる事を楽しみ、
途中でお腹がすけば、イタドリを探して食べる。
毎年真っ黒に日焼けしていたものだ。
今ではもう、どれも出来なくなってしまった・・・・。
いつかあの川にタバサときらを連れて行ってみたいな。
・・・・・あぁ~ぁ、それにしても、
なんだかかっこ悪い葉月晦日になってしまった。
明日からは、シャキッとしなきゃな!
昨夜のこと。
PCに向かう私のそばにタバサがやってくる。
椅子の下に座ってこちらを見上げてみたり、私の膝に前足を掛けたりと
いつもと違ってしきりに甘えモード。
普段と違うタバサの態度が気になり、
どこか悪いのか?とか、トイレしたいのか?とか、考えをめぐらしてみるが、
思い当たる節がない。
暫くそのまま様子を見ていると、諦めてか椅子の下で横たわった。
いつもならソファーかベッドの上で悠々と寝ている。
ちょっと気にはなったのだが、
急を要することでもなさそうだったので放っておいた。
すると間もなくして、目の前がちょっと光った。
あれっ・・・もしかして・・・?
ゴロゴロゴロと雷鳴。
さっきまで晴れてたのに・・・・。
そうかタバサ、遠くから雷さん来るのが分かってたのね。
私が光と音を感じるくらいになると、
タバサの恐怖心は頂点にまで達したらしい。
今日のは近そうだ。
タバサは尻尾をお尻にぴたっとくっつけたまま、部屋中をウロウロ。
わかったよタバサ、抱っこしてあげよ。
プルプル震える体を撫ででやりながら抱き上げるが、
震えは一向に収まらない。
仕方ない、じゃここかな・・・・。
クローゼットの扉を少し開けてやると、
タバサはその暗い小さな空間に逃げ込んだ。
そして、こちらを伺うように顔だけ出して立ちつくしたまま。
もうとっくに雷さんはどこかへ行ってしまったと言うのに、
呼んでも全く動かないし、無理やり出してみてもすぐ戻ってしまった。
昨夜、彼女は結局朝までこのクローゼットで過ごしたのでした。
夕方の公園でのトレーニング。
人や他のワンコがいる環境でのトレーニングは初めて。
先日タバサと私の師匠となってくださったヒメちゃんママさんが検定試験を想定し、規定種目の指導をしてくれたのだ。
先ずは全長30mのコの字の上を脚側行進。
ヒメちゃんママさんがタバサをハンドリングしてお手本を見せてくれる。
私は傍らでビデオ撮影。
すぐ近くでお友達ワンコが走り回っていたり、子供たちがテニスに興じたりしている状況でも、タバサはハンドラー・ヒメちゃんママさんの顔をしっかり見上げてヒールしている。
ところがだ。
タバサママとのペアになるとタバサはハンドラー・タバサママの顔を見上げる時間が明らかに短い。
ヒメちゃんママさんに指摘を受ける。
「タバちゃんのおかあさんは、タバちゃんに見透かされているのよ。
同じタイミングでしか褒めてやらないから、タバちゃんは褒めてもらえるところしか上手くやろうとしないのよ。 いつ褒めてくれるんだろうってタバちゃんに期待を持たせてあげなくちゃ!」
ヒメちゃんママさんのハンドリングでの
タバサの脚側行進。
タバサったら、
アイコンタクトやってるじゃない!
あぁ~、そう言われれば・・・・・。
毎日、ハンドリングの基本中の基本の脚側行進を練習しているうちに、
タバサに声を掛けるタイミングが固定化されてしまっていた。
単調なトレーニングゆえいつの間にか所作が機械的になってしまい、
何も考えずに面白くもないトレーニングをやってしまっていたのです。
タバサはそんなアホなオーナーを見透かして、
ずる賢さを身に着けてしまっていた。
あぁ~あ、犬に舐められたなんともふがいないオーナーだよ~。
自分がいかに傲慢なトレーニングしかしていなかったかを痛感させられた。
いけない、いけない!
単調なトレーニングだからこそ変化をつけてやらないと。
今回は、
「常にトレーニングに変化をもたせること」、それから
「常にテンションをあげること」
を再認識!
テンションをあげるってのも、私にとってはかなりの難問。
未だに恥ずかしさが先行してしてしまい、
なかなか人前でだとハイテンションになれない・・・・(T0T)
我ながら、情けない・・・・。
恥ずかしいの恥ずかしいの飛んでいけ~!
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24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
Name: Thavasa
JKC Name: Dora
Sex: Female (parous)
Birth day: 2003.2.21
Kind: M.Schnauzer
Color: S&P
HERO (DOG)
Name: Yong
JKC Name: Yong
Sex: Male
Birth day: 2004.11.20
Kind: M.Schnauzer
Color: S&P
OWNER
Name: Thavasa mam
Sex: Female
Birth day: 19XX.6.27
子供たち 2004.11.20